クラリネット吹いていると伝えた時に「あ〜、クラっぽいね!」と言われたこと、ありませんか?
クラリネット奏者で「クラっぽい」と言われる人は、結構多いようです。
「クラっぽい」は果たして誉め言葉なのかどうか、クラリネット奏者のイメージをまとめてみました!
楽器の特徴から見る「クラっぽい人」
「オーケストラ楽器別人間学」(茂木大輔著)によれば
「選んだ楽器が性格を生み、
性格によって選ぶ楽器も違う」
この本で書かれている内容を参考に、楽器の特徴から見るクラっぽい人のイメージをまとめました。
クラリネット奏者は負けず嫌い!?
クラリネットは楽器の中では新しい部類で、他の原始的な木管楽器が苦手とする「ピアニッシモ(pp)」の音色も、難なく出せます。
「他の楽器にできないこともクラリネットならできる!」という優越感が潜んでいるからなのか?
- プライドが高い人が多い
- 負けず嫌いの人が多い
かも!!
また、クラリネットは基本的にはノンビブラートで演奏される楽器です。
まっすぐ伸びたクラリネットの音からは、「曲がったことが大嫌い」といったイメージも連想されます。
クラリネット奏者は頭がいい!?
クラリネットは伴奏だけでなくソロもこなす合奏の万能選手。
色々な場面でさまざまな演奏が求められます。
場面に応じて柔軟に対応していかなければいけません。
中高の吹奏楽部
「頭が良く成績がいい人」や「人付き合いが上手な人」などが多い様子。
クラリネットパートは人数が多いので、頭がいい人が少なからずいるという見方もできますが・・・。
とはいえ、さまざまな奏法に臨機応変に対応できるのは、頭の回転がいい方が多いからなのかもしれませんね。
みんなはクラリネットにどんなイメージを持ってる?
みんなが、クラリネットやクラリネット奏者に対してどんなイメージを持っているのかを調べてみました。
楽器の見た目のイメージ
- 楽器の色が、黒と銀だけで地味
- リコーダーっぽい
クラリネットは木管楽器なので、金管楽器のようにキラキラ輝いていません。
ライトアップされたステージ上でも楽器が目立たないので、そういった意味では「地味」というのも納得。
でも、黒ベースの本体に、磨き抜かれたキーがキラッと光るのは結構かっこいいんですよ!
また、「クラリネットあるある」の記事でも取り上げましたが、色や形がリコーダーに似ているからか「リコーダーっぽい」と言われることは多いですよね。
言われるたびに「またか!」と内心イラッとしちゃう人も多いのでは?
吹奏楽部出身者ならクラリネットだと一目見て分かりますが、演奏経験のない人には見分けがつきにくいのかも。
楽器の見た目に関しては、ネガティブなイメージが強めです。
参考ページ: 吹奏楽部経験者なら思わず納得!クラリネットあるある
演奏者のイメージ
- 黒髪、セミロングの美人。
- 色白黒髪で、髪の毛がサラサラ。
- 華奢で可憐
- 優しい
吹奏楽部の中でも一番多い楽器がクラリネット。
中・高の吹奏楽部では、メンバーのうちほとんどが「女性」だということから、見た目に関するイメージすべてが女性を意識したものでした。
「優しそう」とか「可憐」といったイメージについて
クラリネット音色からくるイメージでしょう。クラリオン音域の音色は、優しくて可憐といったイメージにぴったりです。
あと、なぜか「黒髪」で「髪の毛が長め」というイメージが強いですね。
クラリネットのプロ奏者の面々を見てみると、必ずしも黒髪&ロングヘアではないのでちょっと不思議ですが。
わたしの吹奏楽部時代
吹奏楽部時代のクラパートのメンバーたちは黒髪&ロングヘアの子が多かったように記憶しています。
美人な子も、クラパートの各学年に1人は必ずいたような・・・。
クラパートは人数が多いので、美人な子がいる可能性が必然的に高くなるといえそうです。
オーボエやファゴットなんて、各楽器で担当が1人しかいませんから。
でも、見た目でクラっぽいと言われたら、誉め言葉で使われている可能性が高そうです!
「クラっぽい」は果たして誉め言葉なのか?
調べてみて感じたのは、「クラっぽい」という言葉はポジティブなイメージで使われることが多いということ。
クラリネットの優しくやわらかな音色から「クラっぽい」と連想する人が多いようです。
また、特に何も考えずに「クラっぽい」と言葉を発している人も結構多いようです。
例えばこんな会話
楽器は何を担当しているの?
クラリネットです!
あ〜、クラっぽいね。
演奏者同士で顔を合わせた時、たいてい「楽器は何を担当しているの?」って会話が始まりますよね。
その時に答えた楽器に対して、何の気なしに「〇〇っぽいね」と返答するパターンです。
このパターンは、もはやお決まりと言ってもいいかもしれません。
「クラっぽいね」とだけ言われると
「えっ!?どういう意味・・・?」と言葉の裏をかいてしまいそうですが・・。
相手は何も考えていない、もしくは誉め言葉として使ったのだと受け取っておきましょう!
