クラリネットの音域はどれくらい?音域を広げるコツを紹介!

 

 

クラリネットの音域は、管楽器の中で一番広いと言われ、なんと4オクターブ弱もあります。
しかし実際のところは、低い音がこもったように出しにくかったり、高い音でキッとリードミスしたりと、音域が狭いことで悩んでいる人も多いですね。

 

今回は、一般的によく用いられているB♭クラリネットの音域を広げるためのコツをご紹介します。

 

よく使うクラリネットは3種類

 

4オクターブもの音域を吹き分けるためには、複数のクラリネットを使い分ける必要があります。

 

一番高い音域のソプラノクラリネット、アルトクラリネット、そして一番低い音域のバスクラリネットです。

 

これらの主な違いは管の長さ。
管の長さが違うので、表現できる音域が違うのが特徴です。

 

吹奏楽などで一般的に使われているのは、最も高い音域を表現できるソプラノクラリネット。

 

単にクラリネット、とだけ呼ぶ場合には、このソプラノクラリネットをさすことが多いです。B♭管とも呼ばれていますね。

 

 

 

低い音が出にくい場合はどうする?

 

低い音は、高い音に比べると柔らかくて太い音に聴こえますね。

 

そのため、中低音を吹くときよりも、口の中や喉を意識的に広げて音を出そうとする人が多いです。

 

口の中や喉を広げるように意識するのは良いのですが、低い音がこもっていたり、喉の奥が痛くなるという人は、喉を広げることを意識しすぎている可能性があります。

 

このような場合は、思い切って喉を無理に開こうとせず、そのまま吹いてみて下さい。
案外、すんなり音が出ることも多いですよ。

 

高い音が出にくい場合はどうする?

 

クラリネットの高い音はキーキーとリードの嫌な音が鳴りやすく、悩んでいる人も多いですね。

 

高音が出ない理由は、リガチャーやマウスピースが合っていなかったり、リードの相性が悪かったりと様々。

 

しかし、一番関係しているのはアンブシュアです。

 

高い音が綺麗に出ないと悩んでいる人の多くは、鳴りやすい中低音の音域でしっかりと芯のある丸い音が出ていないことが多いです。

 

中低音の時に安定したアンブシュアで、しっかり息を入れることができなければ、高い音を綺麗に出すことはできません。

 

 

高い音を出す時に、「ちゃんと出るかな?」とか「次の音、気を付けなきゃ!」と力が入りすぎて、リードやマウスピースを噛みすぎていませんか?

 

高い音域で顎や口が痛くなる、下唇に歯が当たって痛くなるという人は、力みすぎていたり、噛み癖がついている可能性があります。

 

微笑んでいるような柔らかい口元をキープする、噛まないという2点を意識してみましょう。

 

また、高い音だけをピンポイントで練習するのはおすすめできません。

 

練習の時には、目的の高い音にいきつくまで、B♭から順番に音を1つ1つ上げて吹いていきましょう。

 

音程が上がっても、音の太さが同じになるように意識することがポイントです。

 

特定の音域でだけリードミスする時はどうする?

 

クラリネットは、リードを噛む位置によって、同じ運指でも高音を出すことができる楽器です。
そのため、リードにかかる力や、力がかかる位置を変えるだけで音が変わります。

 

例えば、Low B♭より下の音を吹く時にだけ音が裏返ってリードミスしてしまうような場合は、リードを深くくわえすぎている可能性があります。

 

リードを浅めにくわえて、息を吹き込むときに、リードを噛んでいる歯の位置を変えないようにしてみて下さい。

 

特定の音域でだけリードミスをする場合には、これらを試すことでリードミスが減る可能性があります。

 

安定して吹ける音域を広げよう!

 

低い音から高い音までをしっかりコントロールできるようになれば、曲の表現の幅が広くなります。

 

一通り音は出るようになったけれど出にくい音がある、安定して吹ける音域を広げたいという場合は、今回ご紹介した解決方法を試してみて下さいね。

 

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