クラリネットのリードケース選び!どれがおすすめ?
クラリネットを演奏するなら必ず必要なアイテム、リードケース。
色々なデザインのものがあるので悩んでしまいますよね。
今回は、購入時に悩むことの多い、プラスチック製のものとガラス製のものの特徴をご紹介します。
自分にとってどちらが使いやすいか検討してみて下さいね。
リードケースの役割
クラリネットの音色や吹き心地を大きく左右するリード。
クラリネット奏者なら、吹きやすいリードはいくつか持っておきたいところです。
お気に入りだからと言って、1枚のリードだけを吹き続けていると劣化が早く、すぐにだめになってしまいます。
理想は1日の練習で複数のリードを吹くこと。
そのためには、使用していないリードを保管する必要があります。
リードケースは、使用していないリードをいつでもベストの状態で使用できるように待機させておくためのものです。
また、持ち運ぶときにリードが割れないように保護する役割もあります。
リードの状態や持ちは、リードの保存状態に左右されます。長くいい状態で使いたいのなら、リード購入時のプラスチックケースに入れたままにしないで、クラリネット専用のリードケースを使いましょう。
ガラス製のものにする?プラスチック製のものにする?
リードを収納する部分がプラスチックで差し込むタイプになっているものと、ガラス板とクッション材で挟むタイプのリードケース、どちらがいいかと迷ってしまいますね。
リードケースを使う目的から考えてみましょう。
携帯時にリードを守るため
持ち運びの時にリードを保護するという観点から見ればどちらの素材も問題ありません。
ただし、ガラス製のものはリードをガラス板のように並べるような感じになるので、隣のリードと重なったまま蓋をしてしまうと割れてしまう危険性があります。
プラスチックで差し込むものに関しては、隣のリードと干渉する心配はありません。
安価で、落としてもケースが割れないので、学校の吹奏楽部ではプラスチック製のものを使用している人が多いです。
リードのコンディションを元に戻す
演奏に使用したリードは、マウスピースの形状に沿って曲がっています。
平らな状態でリードケースに保管することは、曲がったリードを平らに戻してあげるために必要です。
ガラス製のものは、リードを1枚1枚ガラス板の上に置いて収納するので、リードの状態が安定するというメリットがあります。
プラスチック製に比べると値段が高く、重量もありますが、リードをまっすぐに保てるのでおすすめです。
クラリネットのリードケースには種類がある
使用するクラリネットの種類によって、リードの長さは違います。
そのため、リードの長さによって使えるリードケースが違うので、自分が使っているリードにピッタリの大きさのリードケースを買うようにしましょう。
B♭を使っているなら、B♭対応と書かれたリードケースを探すと安心です。
リードの収納枚数は、ケースの大きさによっても変わりますが、5枚、10枚、22枚というのが一般的です。
吹奏楽部で使用する場合などは、5枚入りのコンパクトなタイプを使用している人が多いですね。
持ち運びにも便利なサイズです。
普段持ち運んで使うリードは5枚入りリードケースに入れておき、保管する分は10枚入りや22枚入りのものの入れて使い分けるといいでしょう。
リードケースはどこで買える?
楽器専門店には、リードの近くにリードケースコーナーが設けてあるところが多いです。
ただし、楽器専門店はスペースの都合上リードケースの種類が少なめなので、可愛いデザインや高級感のあるデザインなど見た目重視で選びたいのなら、インターネット通販サイトを利用してみるといいでしょう。
素敵な見た目のリードケースなら、持ち運ぶのも楽しくなりそうですね。
