リガチャーでクラリネットの音質を良くしよう!

 

 

リガチャーの役割は、マウスピースとリードを固定するだけだと思っていませんか?

 

リガチャーには、吹き込んだ息の振動を楽器に伝えるという役割もあります。

 

リガチャーの素材や、締め方次第でクラリネットの音質は変わります。

 

音の質を上げたいのなら、リードやマウスピースだけでなく、リガチャー選びにもこだわってみましょう!

 

音質を左右するリガチャーの素材!何を選ぶ?

 

1.金属製

 

クラリネットのリガチャーで初心者向きなのは、金属製のリガチャー。
学校の吹奏楽部で用いられている事も多いですね。

 

金属製のリガチャーは、リードの振動が伝わりやすいために吹きやすく、立ち上がりの明るい音が出ます。

 

音が出やすい反面、キンキンと耳に響くような音色になりやすいという特徴があります。

 

銀メッキのもの、金メッキのもの、ピンクゴールドのものがありますが、柔らかい音色を出したいのなら銀メッキがおすすめ。より明るい音質を好む場合は金メッキがいいでしょう。明るい音質ながら、深い響きのあるピンクゴールドも人気があります。どのようなめっきを使用しているかによって音色が異なるので、実際に吹き比べてみると言いでしょう。

 

 

 

2.革製

 

柔らかな音質が出しやすいのが、革製のリガチャー。

 

金属製の物よりもリードの振動が伝わりにくいので、まとまりのある音色を出すことができます。

 

しかし、初心者や、アンブシュアが安定していないような人が使うと、音の立ち上がりが悪く感じたり、音が広がってコントロールしにくいことがあります。

 

柔らかでまろやかな音が出る革製リガチャーですが、金属性に比べると、音が遠くに飛びにくいので吹奏楽で使用する場合には金属製のものがおすすめです。

 

音の出方はリガチャーとリードの接点で変わる!

リードとリガチャーがどのように接するかによって、吹いたときの音の出方に違いが出ます。

 

リードの中央部分を押さえるものは吹きやすいのに対し、リードの端をしっかり押さえるものは息の量が一定になるので音に安定感が出ます。

 

スタッカートなど細かい音を出すことに特化しているのが、縦型。

 

リードの振動を滑らかに伝え、まとまりのある優しい音色を出すことに特化しているのが、横型。

 

音の伸びの良さを重視するなら、設置面積が少なくリードの振動を妨げない点型がおすすめです。

 

 

リガチャーはどの位置に取り付ける?

 

リガチャーの取り付け位置が下の方だと吹いていて楽ですが、息が入りやすい分、音がスカスカになりやすいです。

 

反対に、上の方にリガチャーを取り付けると、やや吹きにくく感じますが、まとまった綺麗な音質が出やすくなります。

 

クラリネットを演奏する場合は、吹きやすさと、音質のバランスを取りながらリガチャーの位置を調整する必要があります。

 

クラリネットを始めたばかりで、音を出すのがやっとと言う場合には、まずはリガチャーを下の方に取り付けて練習してみましょう。

 

アンブシュアが安定し、肺活量が増え、しっかりと音が出せるようになってきたら、リガチャーの位置を上にあげても無理なく吹けるようになりますよ。

 

実際にリガチャーを試してみよう!

リガチャーだけで、音色を別人のように変化させることはできません。

 

それは、音色がクラリネットを演奏する人の呼吸の仕方、吹き方の癖、リードやマウスピースとの相性にも左右されるからです。

 

しかし、「このような音色を出したい!」というはっきりしたイメージを持ち、それに合ったリガチャーを選ぶことは音色のコントロールに役立ちます。

 

楽器専門店では、さまざまなリガチャーを試すことも出来ます。

 

素材選びや、メーカー選びで迷ったら、実際に手に取って音を出してみましょう!

 

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