クラリネットにはどんな種類がある?初心者向けメーカーならヤマハ!
クラリネットで有名なメーカーといえば、クランポンとヤマハ。
楽器専門店でも、クランポンとヤマハのどちらを選ぶべきかという質問はとても多いそうです。
今回は、購入しやすい価格帯と、安定した音程が魅力のヤマハのクラリネットをご紹介します。
ヤマハのクラリネットの特徴
ヤマハ(YAMAHA)は、世界で唯一の日本の総合楽器メーカーです。
高価な価格帯だとクランポンのシェアが圧倒的ですが、初心者が最初に買うモデルではヤマハのシェアが高めです。
車やカメラなんかもそうですが、日本のメーカーはキチンと計算された安定感のある作りが魅力。
ヤマハのクラリネットは、安定した音程や吹きやすさ、明るい音の立ち上がりが特徴です。
そのため、クラリネット奏者全員で音程や音質を合わせる必要のある学校の吹奏楽部では、ヤマハのクラリネットに統一しているところも多いです。
反対に、上級からプロに好まれるクランポンは、音の安定感よりも表現力重視。
ソロやアンサンブルメインならおすすめですが、人気のグレードの価格は30万円台からと、ヤマハの初心者モデルよりも価格が高めです。
ヤマハのクラリネットの種類
ヤマハのB♭クラリネットは、グレードや特色でシリーズが分かれています。
樹脂製のYCL-255などは10万円以下で買えます。
木製のクラリネットとは音の響きが違うので、初心者が最初に買う場合もできれば木製にこだわりたいところ。
なるべく予算を抑えたいという場合は、10万台で買えるスタンダードシリーズの木製クラリネットYCL-450がおすすめです。
音の反応が良く、バランスのいい仕上がりなので、初心者や、学生が吹奏楽部で使用するのにはぴったりです。
予算的にもう少し余裕があるのなら、SEシリーズのYCL-853IIもおすすめ。このシリーズは、プレーヤーの表現性を重視したモデルです。
クリアな音質を特徴とするCSシリーズと比較すると、甘く柔らかい重厚感のある音質です。
参考URL:YAMAHA
クラリネットは一生物?
クラリネットを生涯のうち何度か買い替えるかどうかというのは、人それぞれ。
ただし、最初に安価な樹脂製をとりあえず買ってしまうと、物足りなくなって結局木製のクラリネットを買う人がほとんど。
クラリネットを続けたいと思っているのなら、初期費用はかかるものの木製で検討するといいでしょう。
買い替えの理由で一番目立つのは、技術力が上がることによる楽器のグレードアップです。
例
最初に安価な初心者用のクラリネットをとりあえず買ったという場合には、自分がレベルアップしていくにつれてその楽器での表現に限界を感じるようになります。
理想とする音質や、吹きやすさを求めてグレードアップするという人は多いです。
それ以外に考えるのは、中古でクラリネットを買った場合には、楽器が劣化してしまい買い替えするというケース。
買い替えを視野に入れて購入する場合には、事前に下取り価格をチェックしておくといいでしょう、
クラリネットを買う前には試す事
同じヤマハのクラリネットを使っても、皆が同じ音色を出せるわけではありません。
これは、リードやマウスピースが違うこと、奏者一人一人の癖や個性が違うからです。
クラリネット選びで重要なのは、自分に合っているかどうかということです。
自分に合っているかどうかを見極めるには、実際に吹いてみて、自分にピッタリのクラリネットを見つけましょう。
まだ上手に音が出せないという場合には、お店の人や知り合いのクラリネット奏者の人に実際に楽器を吹き比べてもらうといいでしょう。
口コミや周囲の評判に頼りすぎず、自分がコレだ!と思えるクラリネットを見つけて下さいね。
